2021年3月1日号
◇厚生労働省疑義解釈資料(令和2年度診療報酬改定その51〜54/1月29日,2月2日・3日・9日付)
【SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)抗原検出】
問1 令和2年5月13日付けで保険適用されたSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)抗原検出を実施する際に用いるものとして,「SARS-CoV-2抗原の検出(COVID-19の診断又は診断の補助)を目的として薬事承認又は認証を得ているもの」とあるが,①令和3年1月29日付けで薬事承認された「アドテストSARS-CoV-2」(アドテック株式会社)及び「プロラストSARS-CoV-2Ag」(アドテック株式会社),②令和3年2月9日付けで薬事承認された「SARS-CoV-2ラピッド抗原テスト」(ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) ①令和3年1月29日より保険適用となる。
②令和3年2月9日より保険適用となる。
【インフルエンザ核酸検出】
問1 「鼻咽頭拭い液又は鼻腔拭い液から抽出されたB型インフルエンザウイルスRNAの検出」を使用目的として令和3年2月2日付けで薬事承認された「LoopampB型インフルエンザウイルス検出試薬キット」(栄研化学株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和3年2月2日より保険適用となる。なお,当該検査を実施する場合は,「D023」微生物核酸同定・定量検査の「11」インフルエンザ核酸検出を算定すること。
【インターフェロン-λ3(IFN-λ3)】
問1 令和3年2月3日付けで保険適用されたインターフェロン-λ3(IFN-λ3)について,「呼吸不全管理を要する中等症以上の患者を除く。」とあるが,「呼吸不全管理を要する中等症」の患者とは,「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」に記載されている,中等症Ⅱに該当する患者と考えてよいか。
(答) 差し支えない。