2021年3月15日号
「京都府・医師会 京都検査センター」(以下,「府医検査センター」という)の2月末現在の状況についてお知らせいたします。検査開始以来の申し込み総数は3,235件,検査実施2,866件(キャンセル・未実施等を除く)となっております。世界的には感染者累計が1億1,403万人(3.1現在)となり死者は253万人超となっております。日本国内の感染者は42.8万超,死亡者は7,885人(3.1現在)となっています。
2月の府医検査センターにおける検査の状況は申し込み件数245件,検査実施206件となっております。陽性者は6件で陽性率は2.9%でした。
月別推移では1月と比べるとほぼ半減となっています。1回目の緊急事態宣言時の6月と同様に,宣言の効果が明らかに表れた結果となっています。これは日別においても言えることであり,2月末日の宣言解除に向けて減少傾向が見て取れます。年代別では相対的に20代の減少が顕著です。また,50代女性と70代男性の比率が高くなっています。地区別では中京東部と下京西部が相対的に減少しています(妊婦を除く)。
月別申込数(総数・妊婦)
2月の日別申込数(総数・妊婦)
緊急事態宣言の発令により検査数・陽性率ともに大きく減少することとなり2月末日の宣言解除につながりました。今後も気の緩みが感染拡大につながらないように緊張感を維持して感染を抑え込みたいものです。府医検査センターの検査数も落ち着きをみせております。今後も万一の感染拡大に備えて検査体制に万全を期したいと考えております。
2月の年代別申込数(総数・妊婦)
2月の年代別・男女別申込数(妊婦を除く)
2月の地区別申込数(総数・妊婦)