2021年3月15日号
◇厚生労働省疑義解釈資料(その57/2月22日付)
〔Nudix hydrolase15(NUDT15)遺伝子多型〕
Q1 「医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて」(令和3年2月22日付け保医発0222第1号)別添において,「原則として,「アザチオプリン【内服薬】」を「視神経脊髄炎」に対して処方した場合,当該使用事例を審査上認める。」とあるが,視神経脊髄炎の患者であって,チオプリン製剤の投与対象となる患者に対して,その投与の可否,投与量等を判断することを目的として,リアルタイムPCR法によりNudix hydrolase15(NUDT15)遺伝子多型の測定を行った場合,「D006-17」Nudix hydrolase15(NUDT15)遺伝子多型は算定できるか。
A1 算定できる。ただし,当該薬剤の投与を開始するまでの間に1回を限度とする。