委員会だより – 乳がん検診委員会

 柏葉 匡寛(京都北)
 佐久山 陽(中京西部)
 柏木 智博(右京)
 松村 博臣(山科)
 宮田 圭悟(伏見)
○蔭山 典男(宇治久世)
◎田中 宏樹(亀岡市)
 冨士原正人(福知山)
○大江 信哉(外科医会)
 田口 哲也(府医大)
 松本 純明(京大)
 石井  亘(第二日赤)
 片岡 正子(京大)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 田村 耕一・畑  雅之

-乳がん検診精度管理と受診率向上を目指して-

 第1回乳がん検診委員会が,9月8日(水)に開催された。
 冒頭,挨拶に立った谷口府医副会長は,京都府における乳がん検診精度向上,受診率アップ,実施体制の推進への協力に対し謝辞を述べるとともに,マンモグラフィについては,府の管外受診制度で精度管理中央機構Aランク以上の二次読影医を増やすことが必要であることから,COVID-19の影響などで3年間開催できていないマンモグラフィ講習会を,本年度こそは開催したいとの意気込みを述べ,委員各位に協力を求めた。
 今期の委員会は13名で構成され,委員長には田中宏樹氏(亀岡市),副委員長には蔭山典男氏(宇治久世),大江信哉氏(外科医会)が前期に引続きそれぞれ選出された。
 議事では,令和2年度・令和3年度(8月実施まで)の乳がん検診実施状況の報告,京都市個別検診集計データの医療機関へのフィードバック,乳がん検診学会学術総会の開催内容の報告,乳がん検診症例検討会の開催について承認された。
 マンモグラフィ講習会については,グループ講習が無くなり,全体で講義を聞くような形式に変更されるため,依頼する講師の人数や,想定される受講者数とのバランスなどについて,COVID-19の感染状況を踏まえて検討を重ねていくことになった。
 なお,本委員会は年4回の開催とし,うち年1回は地区乳がん検診担当者連絡会と合同開催し,各地区の実態を把握しつつ,意見交換を行う予定である。

2021年10月15日号TOP