地区だより

伏見医師会

理事 中野 由起子

 前回の地区だよりで伏見医師会75周年記念式典をご報告してから2年が経ちました。あっという間の2年でしたが、小さな波風イベントはあるものの大きな出来事変化はないように思われます。
 平成26年4月に一般社団法人へ移行して丸10年経ちましたが、その際立てた公益目的支出計画による縛りで財政、活動的に厳しい状況が変わらず続いております。このような状況下で伏見医師会は、会議での伝達事項のペーパーレス化や健診事業のコスト削減など、財政再建に地道ながら取組んでおります。
 病診連携の中で、急性期病院から患者さんを近くの診療所へ逆紹介する流れが高まっている中、忌憚なき意見を求めるべく、令和6年11月に受け手側のA会員を対象に逆紹介時の困り事に関するアンケート調査を行いました。半数近くに及ぶ会員からの回答が寄せられ、内容は多岐に渡っておりました。すべてに対応していただくのは難しい点もあるかと思いますが、京都医療センター、医仁会武田総合病院をはじめとした多くの病院にフィードバックしていただけたかと思います。また逆紹介等における連携の一助になるよう、伏見医師会会員専用ページにて各診療所の詳細な診療機能を検索できるようにいたしました。こういったことが地域医療の風通しの良さに繋がってくれればと考えております。
 機関誌である伏見医報が令和8年12月号で第800号の節目を迎えることを受け、記念誌を発行することとなりました。伏見医報はこれまでに500号をはじめ数回節目に記念誌を発刊しており、多数の先生の個人個人のお写真やコメントが掲載されています。このご時世個人情報には何かとうるさいのですが、伏見医師会で頑張ってこられた諸先生方の在りし日のお顔を拝見できるのはとても貴重で楽しい機会でした。何かとペーパーレスに向かっている流れとは逆行しますが、歴代伏見医報委員長がこだわっておられる紙媒体の、見てほっこりできる卒業アルバム的な冊子になればと考えております。
 最近は医師会に入会せずに開業される先生も珍しくなくなってきました。時代の移り変わりにともなって個人個人のニーズも多様化してきておりますが、会員数600名を超える大箱の伏見医師会は“和を以て貴しとなす”をモットーに、多職種との連携を大切にしつつ、魅力ある医師会活動を継続していきたいと考えております。

一般社団法人伏見医師会
〒 612-0046
京都市伏見区深草大亀谷八島町 13
TEL:075-641-3675 FAX:075-643-1750
H P:http://www.fushimi-ishikai.jp/
e-mail:fusii@mbox.kyoto-inet.or.jp
会 長:西村 康孝
会員数:601 人(2026.5現在)

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