【重要】タブネオスカプセル10mgによる重篤な肝機能障害について

 顕微鏡的多発血管炎および多発血管炎性肉芽腫症治療薬であるアバコパン(販売名:タブネオスカプセル10mg,以下,「本剤」という)において,2022年の販売開始以降,肝機能障害は「使用上の注意」の「重大な副作用」で明記していましたが,本剤服用患者において胆管消失症候群を含む重篤な肝機能障害が発現した症例が報告されており,死亡に至った症例が国内で20例注1報告されています(国内推定使用患者数8,503人注2)。
 注1)2026年4月27日時点における集計,本剤との因果関係が不明なものを含む。
 注2)2025年2月~2026年1月の年間推定使用患者数。
 これを受けて厚生労働省医薬局医薬安全対策課が,本剤について,「使用上の注意」を改訂するとともに,安全性速報を配布しましたので,お知らせします。詳細は下記URLでご参照ください。

【参考】 厚生労働省報道発表資料
 URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000073061_00034.html

 特に下記についてご留意ください。

  1. 本剤投与により,胆管消失症候群を含む重篤な肝機能障害が発現しているため,本剤投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い,患者の状態を十分に観察すること。
  2. 胆管消失症候群が疑われる場合には,速やかに本剤の投与を中止すること。
  3. 患者の状態を十分に観察し,自他覚症状の発現に注意すること。
    また,異常が認められた場合はただちに医師・薬剤師に相談するよう,患者に対して指導すること。

2026年6月15日号TOP