2026年8月15日号
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症については,感染症法上,五類感染症として位置づけられており,治療手段が限定される感染症です。
令和5年12月に製造販売の承認がされたセフィデロコルトシル酸塩硫酸塩水和物(塩野義製薬株式会社販売名:フェトロージャ点滴静注用1g)および令和6年6月に製造販売の承認がされた注射用アビバクタムナトリウム・セフタジジム水和物(ファイザー株式会社販売名:ザビセフタ配合点滴静注用)は,CRE感染症への有効性が期待されており,本剤に耐性のある細菌の出現を抑制する観点から,その使用にあたっては厳格な抗菌薬適正使用の実施が求められています。
今般,本剤が令和8年度の抗菌薬確保支援事業において支援対象として採択されたことを踏まえ,本剤を使用した全症例を対象に,その適正使用がなされているかの確認をするためのアンケート調査が実施されます。
アンケートは,製薬会社(事業者)より本剤を使用した症例を担当した主治医(調査対象者)の医療機関に直接届きますので,趣旨ご理解の上,ご協力を賜りますようお願いいたします。